看護師あるかりの雑記なブログ

そこら辺の看護師の雑記です

 筋トレ看護師が考える看護師への学校選択

どうも、あるかりです。

 

最近、とある主婦の方から「中2の娘が将来の目標がない。あるかりさんの様に衛生看護科のある高校に行って、准看護師をとり、専門で正看護師をめざす。または准看護師で働くと言う道に進めたいけど、どうですか?」

と質問をいただきました。

 

 

私の考えは、辞めといた方がいいです。

 

 

高校の3年間を准看護師の取得のためだけに使うのは非常にもったいない。

学校にもよると思いますが、衛生看護科では一般教科は最低限しか学習できません。

学業のほとんどは看護学で埋められています。

もしも子どもが大学に行きたいと言い出したら、大学受験の為にプラスして一般科目も勉強を勉強し直さないといけません。

 

コレは同級生が看護科の大学に入学する為に、放課後、先生から別授業を受けていたのを確認しました。

大学へ入学する為の一般科目も勉強が圧倒的に少ない。

 

進学校へ行き、3年間勉強していく中で、看護に興味が出て、看護科の大学に行く方が私は良いと思いました。

3年間看護学ばかりの勉強だと、本当に看護師への道だけに縛られ、選択肢を潰していく様に思います。

 

 

大卒看護師と専門卒看護師では給料の差が生まれる病院もあります。

看護師も基本学歴社会です。

大卒のが偉いんです。(偏見アリ

 

衛生看護科の高校→専門のメリット

最年少20歳で看護師国家資格を取得できる。

最悪国試に落ちても、准看護師があるので准看護師採用で働くことはできる。

※大学では国試に落ちたら無資格者です。

※ただし来年度も国家試験を受ける資格は有します。

※落ちたら来年頑張れ。

 

ちなみに、衛生看護科の高校で准看護師の資格試験に落ちたら、一般科目の学習していない唯の無資格の高卒が爆誕します。頑張れ。

 

 

結果どこを目指すかは子ども次第ではあります。

 

気軽に看護師になったら〜なんて親が言うのは正直言って無責任です。

食いっぱぐれがない職業である、高給取りであると言う印象を持たれている人も多いと思います。

再就職率が高いだけで、決して給料は高くありません。

体力勝負で非常にストレスフルな仕事です。

汚い言い方をすると、血と糞と尿を見ます。人が死にます。患者や家族から理不尽なクレームが来ます。セクハラもあります。先輩が鬼怖い所もあります。

そんな世界に子どもを放り込みたいですか??

 

 

社会人になっても、看護師を目指すことは可能です。

貴重な青春の3年間。

親として、ゆっくり見守ってあげることが大切なのではないかと私は考えました。

 

 

では、また。