看護師あるかりの雑記なブログ

そこら辺の看護師の雑記です

30代で働きながら看護師国家資格を取得した話-5-

どうも、あるかりです。

 

今回は私が准看護師でどの様な仕事をしていたか、何故また看護師国家資格取得のために学校に入学したのか理由を語りたいと思います。

 

私が専門学校を退学して、最初に働き始めた病院は地元の入院設備のある個人病院です。

診療科は内科や外科、整形と様々でよくあるかかりつけ病院って感じです。

消化器疾患の方や人工透析でシャントを作るために入院するなど様々な患者と関わりました。

手術室に入ることは無かったのですが、その病院で採血や処置時の鑷子の持ち方など、基本的な手技を勉強しました。

3年くらいして、なんか別のことを学んでみたいなと思い、向かった所は精神科病院です。

 

なぜ精神科?

 

なぜでしょうね???

 

急性期の閉鎖病棟に配属になりました。

正直、驚きの連続でした。

普通に皆さん私服で過ごされてるんですよ。

最初は患者の家族かな??と思う事もありました。

 

その病院ではアルコール依存症の方と関わる事が多くあり、患者の苦悩や家族の苦悩を知り、断酒すれば良いじゃんと簡単に思っていた私は無知な奴だなと思いました。AAや断酒会など患者会があり、見学する中で皆さん様々な悩みや苦悩を持ち、だけど酒に頼ってしまう、そして家庭や仕事を壊してしまう負のループに陥る、正直心が痛くなりました。

 

うつ病の方が退院して数週間後に飛び降り自殺してしまった事もあり、とても衝撃を受けました。

ここでは看護師の手技的な物よりも、患者の言葉や表情に神経を注ぎ、患者の心に寄り添う為の関わり方を勉強しました。

 

ある日、看護部長に呼ばれ、同系列の介護老人保健施設に異動できないかと言われました。

看護師に退職者がおり、常勤で夜勤のできる人が欲しいとのことでした。

次の入職者が居れば、戻る様にするとの事でしたので、軽い気持ちで了承しました。

 

ま、いつまで経っても戻れなかったんですけどねー。

 

そこで私は施設に勤めるパートの看護師さんから、通信制看護学校があると教えてもらうのです。

 

私がなぜまた看護師国家資格の為に学校へ行ったかと言うと、通信制看護学校の存在を知ったからなのです。

 

当時は准看護師としての実務年数が10年有れば入学可能との事でした。

※現在は7年に短縮されています。

その時の私の実務経験年数は5年くらいだったので、あと5年働けばいってみようかなと考えました。

とにかく学費を稼がねばと思い、仕事を頑張りました。

 

その間に妻と出会い、近い将来また学校に行きたいと伝えると「応援する」と言ってもらえて、結婚。

翌年に入学予定でしたが、妻の妊娠が発覚。

嬉しさと緊張が混じりに混じった30代の始まりでした。

 

 

次回は通信制看護学校でどんな授業を受けていたのかを語りたいと思います。

 

では、また。